結論:大学在学中でも就労移行支援事業所に通うことは可能ですが、条件があります。
1. 就労移行支援事業所とは?
就労移行支援事業所とは、障がいのある方が一般企業での就職を目指すための支援を行う福祉サービスです。支援内容には以下のようなものがあります。
- ビジネスマナーやPCスキルの習得
- 職場実習や就職活動のサポート
- 履歴書の書き方や面接練習
- 就職後の定着支援
利用対象者は、「一般企業への就職を希望する65歳未満の障がいのある方」とされています。
2. 大学在学中でも利用できるのか?
① 基本的には「卒業後に就職を目指す人」が対象
就労移行支援事業所は、あくまで「就職を目的とした支援施設」です。そのため、大学生であっても**「卒業後の就職を目指している」場合には利用できる可能性があります。**
② 条件によっては利用できない場合もある
大学生が就労移行支援を利用する際、以下の点が問題となることがあります。
- 「日中活動」がすでにあると見なされる
- 就労移行支援は、**「日中活動の場がない人」**を主な対象としています。
- 大学生はすでに学業があるため、「日中活動をしている」と判断され、利用が認められないケースもあります。
- 自治体の判断による
- 就労移行支援の利用には自治体の許可(障害福祉サービス受給者証の発行)が必要。
- 住んでいる自治体によっては、「大学在学中の利用は不可」と判断されることもある。
- 通所時間の確保が難しい
- 事業所によっては、週に数日以上の通所を求められることがあり、大学の授業との両立が難しい場合がある。
3. 大学生が就労移行支援を利用するためのポイント
① 自治体に相談する
住んでいる市区町村の福祉課やハローワークで、大学生が利用できるかどうか確認しましょう。
② 利用可能な事業所を探す
事業所によっては、「大学と並行して利用可能」なところもあります。大学生向けのプログラムを用意している事業所もあるため、見学や相談をするとよいでしょう。
③ 大学の障害学生支援センターを活用する
多くの大学には障がい学生支援センターがあり、就職支援を行っています。大学の支援と並行して就労移行支援を受けられるか相談するとスムーズです。
4. まとめ
大学在学中でも就労移行支援を利用することは可能ですが、自治体の判断や事業所の方針によって制限がある場合があります。
利用を希望する場合は、自治体・就労移行支援事業所・大学の支援機関に相談しながら、自分に合った支援を受けられるように準備しましょう。